最先端をチェック!最先端訪

{lang: 'ja'}

【芸能探訪】芦田愛菜は美空ひばりより3〜4年は早熟!?

2011年11月06日  カテゴリー:芸能探訪   このエントリをはてなブックマークに追加

written by 古澤誠一郎
スクリーンショット 2011-11-06 2.56.52

「美空ひばり」から「芦田愛菜」を考察する

10月26日に「ステキな日曜日〜Gyu Gyu グッデイ!〜」で歌手としてもデビューし、紅白歌合戦への出演も有力視されるなど、もはや天才子役を超えて国民的大スターになりつつある芦田愛菜ちゃん。一方で「学校に行けるのはせいぜい週に1日か2日」なんていうニュースも流れていて、世間から少し心配もされています。

そして、同じく子ども時代からの国民的大スターであり、その多忙ぶりが世間の心配を誘った人…といえば、思い出されるのは美空ひばり。そこで竹中労の名著『完本 美空ひばり』(ちくま文庫)などを手がかりに、2人のデビュー時期や、その多忙ぶりなどを比較してみました。

最先端訪_芦田愛菜と美空ひばり


まずデビュー時期について


●芦田愛菜
09年に「ABCショートムービー2 だいぼーけんまま」でデビュー。当時の年齢は5歳です。なお子役としての芸能活動自体は3歳から開始していた模様。

●美空ひばり
彼女のデビュー時期については、どの時点をデビューとするかにより見解が別れるのですが、公式サイトのプロフィールでは地元の劇場での自主公演をデビューと設定しているようで、「9歳でデビュー(1946年)」とあります。

ちなみに職業歌手としての本格デビューは10代に入ってからで、レコードデビューも12歳になってから。今の歌手を見ると、SKE48の松井珠理奈のCDデビューは11歳だったりしますから、現代の基準ではそこまで早熟でもないのかもしれません。

多忙ぶりについて


●芦田愛菜
前述の「学校に行けるのはせいぜい週に1日か2日」というニュースの通り。多めに見積もって週2日出席していたとしても、単純計算すると出席日数は月8日。春、夏、冬の休みを差し引いて10カ月程度と考えると80日ほどとなり、小学4年生当時の美空ひばりと同じになります。

●美空ひばり
学校の出席日数については、『完本 美空ひばり』に、当時の小学校校長の談話として「4年生、5年生とも80日ぐらいしか登校せず、6年生は1、2学期ともほとんど登校しなかった」と記述がありました。

芦田愛菜ちゃんは現在小学1年生。その多忙っぷりやデビュー時期などを考えると、美空ひばりより3〜4年は早熟…という言い方もできそうです。

抜群に頭がよかった美空ひばり

なお『完本 美空ひばり』によると、美空ひばりの小学校卒業については、「児童福祉法に触れてないか」とチェックが入ったり、「規律や集団生活を学ばせたい」「普通の子どもと同じように学校で勉強したり遊んだりしてほしい」と、校長先生がひばり自身のことを考えて卒業を認めたがらなかったりと、一悶着あったよう。

さらにレコード会社が「学校に備品を寄付しますから…」と訪問してきたり、当時の教育委員会が「あの子は特殊才能を持っている。しかも春になると海外公演に行くことになっている。ドルを稼ぐ。日本のためになる。国家的事業だ。ぜひとも卒業させてやってくれ」と頼み込んできたりと、昭和を感じるエピソードも書かれていました。
そして最終的には校長先生側が態度を軟化させ、卒業式以降に補習授業と卒業テストを行うことで手が打たれました。その試験で美空ひばりは90点以上の成績を獲得し、抜群の頭の良さを披露したそうです。
スクリーンショット 2011-11-06 3.02.03

小学校時代が犠牲になってこそ、今日の美空ひばりがある

ちなみにこの校長先生は「私は、彼女を通して、つくづく教育の難しさを感じました。才能のある子を生かすことが、社会の規律と必ずしも、一致しないことを知りました」「小学校時代が犠牲になってこそ、今日の美空ひばりができたのでしょうな。教育とは実に難しいものです」と当時を回顧しています。

そして『官本 美空ひばり』著者の竹中労は、美空ひばりの親代わりに学校に訪れては「あの子は自分が好きで歌っているんですよ」「なるべく学校に出させるようにいたします」と校長先生を説得していた美空ひばりの近所のおばさんや、この校長先生について触れ、「彼女の恩人であったと思う。美空ひばりという歌い手が世に出るとき、こんなに美しい、あたたかい善意が彼女の周辺にはあったのだ」とも書いています。

美空ひばりが才能を伸ばせたのも、周囲の大人の援助があったからというのは事実でしょう。芦田愛菜ちゃんも飛び抜けた才能を持っていることは確かなわけですから、上手に学校と仕事を両立させて、成長していってほしいですね。
Amazon.co.jp: 完本 美空ひばり (ちくま文庫): 竹中 労




written by 古澤誠一郎



インフォグラフィックス/infogra.me
TakashiMurakami’Google+
PR会社/カーツメディアワークス

 

Related Entries

Leave a Reply